殺虫剤でメソミルは使われ販売店や購入できる人とは…
殺虫剤で主に使われる「メソミル」この危険な農薬を聞いたことはあるでしょうか…
主に大型害虫駆除のために野菜畑で使われているとても危険な劇薬でこのメソミルとは一体どのようなものなのか?
誰しもが購入できるものでもないこのメソミルの販売しているお店…
購入できる人とは、どのような条件が必要なのか?
見ていきたいと思います。
殺虫剤で使われるメソミルとは…
メソミルとは、米国デュポン社が開発したカルバメート系の殺虫剤の名前です。
見た目は青色の粉末で、臭いは弱い硫黄臭があり、日本国内では1970年に登録されました。
ハスモンヨトウをはじめとした大型害虫に対し効果があり、主に野菜畑で水和剤として農薬として使われるようです。
メソミルには2種類あり、
「ランネート」・「ランダイヤ粒剤」があります。
ランネートは水で希釈して噴霧器で散布するタイプで、ランダイヤは粒状でそのまま土へ混ぜ込んで使用するタイプです。
ランネートの有効成分はメソミルのみ、ランダイヤはメソミルにダイアジノンという有効成分も加えた混合剤です。
メソミルは毒性が非常に強い為、劇物取締法で指定されており、動物が少量摂取するだけでも危険と言われています。
どちらも医薬用外劇物指定されており、誰もが購入できる物ではありません。
最大残留値に関する規則でも定められている?!
メソミルが劇物取締法に指定されている劇物だということは上記で説明しましたが、野菜畑に散布して使用される為、野菜にメソミルが残留する場合もあります。
その為、最大残留基準値が定められており、一番低い単位では乾燥トウモロコシの種子で0.02MRI、一番多い単位でアスパラガスは2MRLの基準値となっているようです。
メソミルが販売されている店や購入できる人は?
メソミルは農業専門店の店頭販売や通販でも購入が可能のようです。
単価としては100mgで8000円ほどするようです。
メソミルは劇物取締法に指定されている劇薬ですので、購入の際には身分証明や印鑑、使用用途の記入が義務付けられています。
なので、購入できる人は限られています。
危険な劇薬であるからこそ使い道をわかり身分証明書の提出により身元を特定しておく必要があるメソミル。
注意して使用しなければなりません。