村田諒太 判定負けの理由!なぜダウン奪うも敗戦?手数が少なく積極性欠けたのが原因
5月20日に開催されたWBA世界ミドル級王座決定戦でアッサン・エンダム(フランス)対村田諒太(帝拳)戦の勝敗についてネット上で物議が起こり一部で炎上しているようです。
村田諒太さんはアッサン・エンダムからダウンを1つ奪い、始終優位な状態で試合は続いたのですが、12ラウンドで決着はつかず、判定となりました。
しかし、2-1の僅差でアッサン・エンダムがチャンピョンの座を死守し、村田諒太さんはプロ初黒星を喫しました。
村田諒太さんの勝利を確信していた場内では観客席からブーイングが起こり、ただならぬ雰囲気となりました。
村田諒太 判定負けの理由!なぜダウン奪うも敗戦?手数が少なく積極性欠けたのが原因
村田諒太さんは、今回のWBA世界ミドル級王座決定戦で勝利すればプロ連続勝利に加え、オリンピック金メダリストでミドル級チャンピョンという日本初の快挙を達成する大切な試合でした。
気合十分に挑んだ試合はラウンド4回目で右ストレートで相手のダウンを奪い、流れは完璧に村田諒太さん側に渡っていました。
しかし、相手はベテランの世界チャンピオン12回でもKOするることが出来ず、試合の勝敗は判定へと…
ジャッジ3の採点は111―116、112―115、117―110。
まさかの2―1で、勝者はチャンピオンのアッサン・エンダムとなりました。
村田諒太さんの勝利を確信していた観客席からはブーイングが起こるなど、異様な空気が会場内に立ち込めました。
ネット上でも、『ダウン奪ったのになぜ?!』『八百長か?!』『世紀の大誤審!!』など、今回の試合の結果について炎上状態となっています。
判定負けの理由は手数が少なく積極性が欠けたのが原因??
炎上が起きている一方、冷静に試合分析をしていた方々からは『妥当な判定。』という声も上がっています。
始終手数を多く出し積極的だったのはチャンピオンのアッサン・エンダム側で、村田諒太さんはダウンさえ奪ったものの、始終手数が少なく積極性が欠けていんました。
今回のジャッジの採点は積極性を重視した結果、村田諒太さんはチャンピオンのアッサン・エンダムよりも劣っていたと判断されてしまったそうです。
最期に
日本人のオリンピック金メダリストでは1964年大会バンタム級の桜井孝雄さんが判定で敗れて以来、実に53ぶり2人目となる世界挑戦でだった村田諒太さんですが今回の敗戦により、日本人初のオリンピック金メダルとミドル級世界チャンピオンの座はお預けとなり、プロ13で初の黒星となってしまいました。
村田諒太さんも判定では自身の勝利を信じていた為か、判定負けとなった時には茫然とされていたのが印象的でした。
しかし、挑戦は続きます!!
次は必ずミドル級王者の座についていただきたいですね!