【池田貴族の嫁・池田一美と子供(娘)美夕の現在は?】肝細胞癌で36歳で死去!ロックスターI・爆報THEフライデー
2月10日放送の爆報!THEフライデーで、『ロックスターIの残された妻。 夫の闘病中に看病を拒絶し病室から逃亡… そこにはがん患者家族に起こる深刻な問題が! さらに今、妻は介護の仕事をしていた!その理由とは?』が放送されます。
このロックスターIとは、1999年の12月25日クリスマスの日に36歳という若さで亡くなったロックミュージシャンの池田貴族(いけだきぞく)さんです。
池田貴族さんは1996年11月に肝細胞癌を発表し、闘病生活を送っていました。
当時池田貴族さんは結婚しており、嫁(妻)と幼い子供(娘)の美夕(みゆう)さんがいました。
【池田貴族の嫁・池田一美と子供(娘)美夕の現在は?】肝細胞癌で36歳で死去!ロックスターI・爆報THEフライデー
池田貴族(いけだきぞく)
本名:池田貴
生年月日:1963年5月8日- 1999年12月25日(享年36歳)
出身地:愛知県名古屋市
学歴:愛知県立千種高等学校卒
所属:ホリプロ
家族:嫁(妻)池田一美・子供(娘)池田美夕
ミュージシャン、評論家、作家、心霊研究家
1990年、ロックバンド・remoteのボーカリストとしてシングル「NO!」でデビュー
中日ドラゴンズのファン。『機動戦士ガンダム』シリーズのファン
1999年12月25日、肝細胞がんのため死去、36歳没。
池田貴族が単細胞癌発症!嫁の妊娠前だった…墓は?
1996年11月に池田貴族さんは肝細胞癌を患っていることを告白しました。
家族の嫁(妻)である池田一美さんと、まだ生まれて間もない幼い子供(娘)と共に癌と闘う池田貴族さんは、当時マスコミでも盛んに取り上げられていました。
池田貴族さんの肝細胞癌がわかったきっかけとなったのは、上京した嫁(妻)の池田一美さんの母が、池田貴族さんの顔を見るなり、「どこか悪いの?」と驚いたそうです。
そして、心配になってとりあえず検査したら、肝細胞癌を患っていることがわかったそうです。
池田貴族さんは医者である同級生に相談し、すぐに地元の名古屋の病院で手術し、肝臓の4分の1を切除。
しかし、この時すでに池田貴族さんは癌ステージ3で多臓器にがんが転移している状態でした。
肝細胞がんの5年の生存率は50%。
しかし、池田貴族さんは厳しい状態でありながらもどんどん回復していき、嫁(妻)の池田一美さんは「手術したから大丈夫」と過信してたようです。
当時は、池田貴族さんと嫁(妻)の池田一美さんは一緒に暮らし始めて4年目で、籍はまだ入れていませんでした。
子供(娘)の誕生も3度目の再発…
池田貴族さんは「子供はいらない」と言い続けていました。
その理由は、「(癌で)自分が長生きできるとは思えない」からでした。
そんな池田貴族さんが子供を作ろうと思ったきっかけは、肝細胞癌の切除手術の時、当時1歳だっためいの存在に癒やされたそうで、赤ちゃんがいるだけで場が明るくなり、お互い赤ちゃんが欲しいという気持ちになったそうです。
そしてまもなく嫁(妻)の妊娠が発覚します。
嫁(妻)の池田一美さんの妊娠に池田貴族さんはとても喜んだそうです。
妊娠が判明し、2人が出会った七夕の7月7日に入籍し、池田貴族さんは肝細胞癌との闘病の中で子供の誕生を待ちました。
しかし、子供が生まれるまでに癌の再発が確認されます。
手術から10ヶ月たった頃でした。
池田貴族さんと、妊娠中の嫁(妻)の池田一美さんは再発の知らせにお互い泣いたそうです。
この再発の時には、肝細胞癌はステージ4の末期がんになっていました。
「オレが死んでも、1人で子供を育てられるか?」
「結婚式も指輪もなくて、親にもあいさつしてなくてごめん。せめて、がんばって長生きするから」
池田貴族さんは再度手術を受け、退院後は抗がん剤治療を行いました。
2度の抗がん剤投与中に、念願の子供(娘)が誕生します。
子供(娘)の名前は2人が出会った七夕から、美夕(みゆう)と名づけられました。
「美夕が3歳になるまでは生きたい」
「授業参観に行かなきゃ」
「女の子だから、20歳までは見守らなきゃ」
池田貴族さんは愛する子供(娘)の為に、常に前向きに闘病生活を送っていましたが、まもなく3度目の再発が発覚します。
肝細胞癌は肺に転移し、最期には肝臓のがんが70個に増えて、もはや手術もできなくなっていたそうです。
しかし、池田貴族さんは3年間の肝細胞がんの闘病中、チャリティコンサートなどを開いたり、シングル&アルバムを発表したり、「大生前葬」と称したライブを2回実施するなど音楽仲間であるみうらじゅんさんらと共に精力的な活動をしました。
しかし、癌の闘病は深刻を極め、癌を公表してから3年後…
1999年12月25日に肝細胞がんのため死去。
子供(娘)の美夕さんは1歳6ヶ月でした。
「娘のために死ねない、どうしても小学校の授業参観に行きたいんだ」
が池田貴族さんの最期の言葉だったそうです。
最期の最期までミュージシャンとして、子供(娘)を愛する父親として癌と闘っていたのがうかがい知れますね。
その後、池田貴族さんの柩は八事霊園斎場で荼毘に付され、遺骨は翌年3月頃に平和公園のお墓へ納骨されたそうです。
池田貴族の嫁(妻)と子供(娘)の現在は?!
池田貴族さんの嫁(妻)である池田一美さんは1969年(昭和44年)生まれです。
タレントの仕事を通じて池田貴族さんと出会い、子供(娘)の美夕さんの妊娠を期に結婚しました。
池田貴族さんが肝細胞癌闘病の末、亡くなってからは、地元の三重県に戻り現在は介護の仕事に携われています。
ケアマネジャーの資格を取る為、仕事の育児の合間には資格の勉強もしたそうです。
池田遺族さんが闘病中は、彼に心配をかけまいと、『すぐに再婚するから安心して』と語っていたそうですが、現在もシングルマザーとして子供(娘)の美夕ちゃんを育てています。
池田貴族さんの子供(娘)の美夕さんは当時1歳6ヶ月だった為に、父親の記憶はありません。
しかし、小学校5年生の時の取材では、ミュージシャンであった父親のCDを聞いており、
「CDで聴くお父さんの歌声は輝いてて、かっこいい」
と語ったそうです。
現在、子供(娘)の美夕さんは20歳で、成人を迎えたそうです。
*まとめ*
最期の最期まで自身の子供(娘)を愛し続けた池田貴族さん。
壮絶な癌との闘いだったそうです。
子供(娘)の美夕さんは父親の記憶はありません。
しかし、ミュージシャンとして活躍された池田貴族さんの残したCDを聞いて父親を近くに感じています。
池田貴族さんの嫁(妻)の池田一美さんと子供(娘)の美夕さんの現在は、2月10日放送の『爆報!THEフライデー』19時00分~19時56分で放送されます。