【服部桜の敗退行為はわざと?理由は?相撲】錦城が先場所で対戦相手をボコボコにしての恐怖心だった?!
2016/09/16
2016年9月場所3日目(9月13日)の序の口力士の服部桜(はっとりざくら)対錦城(にしきじょう)の対戦が話題になっています。
服部桜のひょろっとしたスレンダーな体格と打って変わってのガッシリした力士体型である錦城…
見た目の体格差からも勝敗は決まったも同然という感じではありましたが、その試合内容には衝撃の一言でした。
服部桜はわざと敗退行為を3回も繰り返し、閑散とした客席からは『怖くない怖くない』と応援まで飛びました…
前代未聞となったこの服部桜と錦城の対戦…
実は、服部桜のわざと敗退行為をした理由がわかりました!!
【服部桜の敗退行為はわざと?理由は?相撲】錦城が先場所で対戦相手をボコボコにしての恐怖心だった?!
服部桜 祥多 (はっとりざくら しょうた)(18)
最高位:序ノ口 18
本名:服部 祥多 (はっとり しょうた)
生年月日:平成10年7月16日
出身地:神奈川県茅ヶ崎市
身長・体重:180センチ・70キロ
所属部屋:式秀
改名歴:服部桜 祥多
初土俵:平成27年9月
生涯戦歴:1勝35敗1休/35出(7場所)
序ノ口戦歴:1勝35敗1休/35出(6場所)
前相撲戦歴:1場所
夢と情熱を持って挑んだ相撲角界
服部さんが相撲に興味を持ったのは、地元の梅田小学校低学年の頃。
相撲好きだった祖父と一緒にテレビ観戦し、当時前頭だった把瑠都の対戦などをみて凄いと思ったそうです。
祖父と秋場所の観戦に国技館へ出かけると、塩をまく姿で有名な北桜関(現・式秀親方)にばったりと出会い、一緒に写真を撮ってもらったこともあるんだとか!!
梅田中学校を卒業後は、部活で所属していた陸上を続けようと、筋力トレーニングを独自に研究していた祭に、ネットで鍛えたい足腰には相撲の「四股」「摺り足」が最適と書かれていたことから、四股に挑戦してみると、手応えがあったそうで、次第に「本気でやりたい」と意志を持ち家族に内緒で式秀部屋を訪れたそうです。
その時部屋では、親方やおかみさん、弟子、行司、床山が全員がそろっている稽古中で、入門したい意向を話すと、
「よく家族と話し合ってから来なさい。その上でもう一度来てくれたら、詳しい話をしましょう」
と親方とおかみさんから悟され、茅ヶ崎へ帰り親方の指示の元、すぐに家族に『相撲がしたい』と、打ち明けたそうです。
すると父親は「好きな道に進むのは良いこと。だが、行司や床山、呼出という仕事もある」と息子の身体を心配しつつも背中を押してくれたそうです。
9月13日の新弟子検査の日の朝、規定の68kgに足りるか不安だったそうですが、兄弟子の桃智桜(ももちざくら)さんが親方から託された1Lの水を手渡され直前に一気に飲み、見事70kgで審査を通過したそうです。
身長は同検査を受けた4人の中で最高の180cmでした。
2015年11月(九州)場所の番付表の序ノ口には「服部桜」の四股名で登場しこれからの相撲人生のスタートを切りました。
9月場所3日目の序の口力士の服部桜対錦城でのわざと敗退行為をし話題に
前代未聞となる対戦が行われたのは9月場所3日目の服部桜対錦城の対戦でした。
https://www.youtube.com/watch?v=RiAI8fXBJoM
見た目から全く違う両者の取り組み…不利な服部桜はどのような取り組みで錦城に挑むのか期待がかかりましたが…
試合内容は歴史に残るような残念な結果となりました…
始終戦意喪失の服部桜はわざと敗退行為を繰り返します…
その数3回も…
1度目…手を付いた後でわざと掌を付いた敗退行為。
2度目…土俵にそのまま飛び込み転んだ敗退行為。
3度目…自ら尻もちを付いた敗退行為。
あまりにわざとらしい敗退行為に、行司も取組みをやり直すよう服部桜に命じます。
しかし、それでもわざと倒れたり、尻もちをついたり…
『怖くない怖くない』と観客からは皮肉にも応援が跳びますが、結果やはりわざと自分で転び敗退行為で錦城の勝ちとなりました。
夢を持って飛び込んだ相撲の世界…細身の服部桜にとって不利な戦いが多いでしょうが、それでも前へ前へ取り組む姿が見たかっただけに、今回の服部桜のわざととった敗退行為は残念でなりませんでした。
このわざとらしい敗退行為で、服部桜が相撲協会から処分を受けてしまう可能性もあるそうですね…(^_^;)
しかも服部桜の敗退行為は2度目だそうです。
敗退行為の理由は?!錦城がアームレスリング2位の実力者だった!!
夢を持って挑んだ相撲の世界に入った服部桜がなぜこのような敗退行為をしたのか、対戦相手である錦城のことを調べてみました!!
相手の錦城は相撲経験は無いものの空手、UFCの経験を生かした掌底で学生相撲の強豪を前相撲で一方的に攻めた今後の相撲界を牽引するであろう若手の有望株です。
大阪・英真学園高校を1年で中退して仕事をしながら道場に通い、同時に「負けたことがなかった」というアームレスリングも始めました。
すぐに頭角を現し、昨年の兵庫県大会、関西オープンのジュニアで優勝すると、初の全国大会となった、ことし5月の第28回JAWA全日本ジュニア選手権大会(16~21歳)で2位で準優勝しました。
相撲の世界に入ったきっかけは、知人の九重部屋OBに声をかけられて観戦したことでした。
185cm、130kgとすでに十分出来上がった立派な体格の錦城は、
「ほんまに、ただ強くなりたいと思って入った。格闘技で一番強いのが相撲と聞いて、強くなりたいから相撲をやろうと思った」
と角界入りの動機を語り意気込んだそうです。
今年7月の錦城の対戦動画がありました。
この取組みでは、相手の梅野は日大相撲部卒の実力者です。
しかし錦城は相撲経験無しなのに闘志はむき出しで相撲ルールなどお構いなしに容赦ない張り手と掌底で始終梅野を攻めまくります。
結果的に錦城は負けてしましますが、相手の梅野は取り組み後ヘロヘロのフラフラ状態で立つのもやっとの状態…
錦城よりも体力を消耗し、ダメージを食らっているのがわかりますね…
取り組みの激しさがヒシヒシと伝わってきますね…
https://www.youtube.com/watch?v=IjOLSZySmzY&feature=youtu.be
(動画:7分頃~)
もしかして、この取り組みを目の辺りにした服部桜が、体格差も実力差も勝っている錦城に恐怖を覚え戦意を喪失してしまい、わざと敗退行為を繰り返したのかもしれません…(^_^;)
*まとめ*
歴史に残るほどの残念な取り組みとなってしまった服部桜対錦城の一戦…
服部桜はまだまだ若いこれからの力士ですから、毎日の厳しい稽古に精を出し、いつしか錦城に立ち向かい倒す勇敢な姿を見たいですね!!