【コスタコンコルディア号座礁事故の船長その後と現在】日本人は？解体や無線とタイタニック号やセウォル号との違いは？

2023/05/15

2012年1月13日、イタリアのコスタ・クルーズ社が運航するクルーズ船「コスタコンコルディア号」がイタリア沖で座礁事故を起こし、32人の犠牲者が出ました。

このコスタコンコルディア号座礁事故を起こした船長フランチェスコ・シェッティーノは、座礁事故後、船を捨てて乗客を置き去りにして逃走したことか物議となり、日本でも連日ワイドショーで取り上げられました。

今回は、コスタコンコルディア号の座礁事故について、よく検索されるワードである、
【コスタコンコルディア号船長】
【コスタコンコルディア号船長その後】
【コスタコンコルディア号現在】
【コスタコンコルディア号解体】
【コスタコンコルディア号無線】
【コスタコンコルディア号日本人】
【コスタコンコルディア号タイタニック】
に的を絞って調べてまとめてみました。

【コスタコンコルディア号座礁事故の船長その後と現在】日本人は？解体や無線とタイタニック号やセウォル号との違いは？

コスタコンコルディアの座礁事故

日付:2012年1月13日
時間:21時42分 (UTC)
場所:イタリアの旗イタリア
トスカーナ州沖ジリオ島付近
死者・負傷者
死者：32人
負傷者：60人

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コスタコンコルディア号座礁事故の経緯と概要

@ikimonoqakari82 @SEED_HDRP コスタコンコルディア号～なう(≧∇≦) pic.twitter.com/GazF3UcOHw

— 闇の仮面ティーチャ― (@lceman7) July 13, 2014

2012年1月13日（金曜日）の21時42分頃（現地時間）、イタリアのチビタベッキア発着の7日間西地中海クルーズの途中だったコスタコンコルディア号がトスカーナ州沖合のジリオ島付近の浅瀬に座礁したことが事故原因となっています。

この座礁事故によりコスタコンコルディア号の船体に大きな亀裂が入り、数分後には機関室が浸水し動力を失ってしまいました。

その後も船は傾きながら惰性で走行し続けましたが、22時44分に右舷側に70度傾いた形でほぼ沈没して停止しました。

この時、コスタコンコルディア号はチビタベッキア港を出港して同国サヴォナ港へ向かう途中でした。

座礁から約1時間後に警報が鳴らされましたが、乗組員はSOS海難信号を出さなかったことから被害が拡大したとされており、
港の管制施設との連絡をとったのも、地上オペレーター側からでした。
また、携帯電話で警察に通報したのも乗客だとわかっています。

ジリオ島の裏通りの持つなんとも言えないうら寂しい感じや海の男文化が生まれ育った志摩を思い出させる。志摩の人たちがいきなりイタリア語喋ってきた感じw ジリオはコスタコンコルディア号座礁で一躍有名(？)に。 pic.twitter.com/9uwyoblBIg

— masamitony (@masamitony) January 4, 2017

コスタコンコルディア座礁事故の各国の乗客、乗組員の詳細は？

座礁事故を起こしたコスタコンコルディア号には当時、イタリア人989人、ドイツ人569人、フランス人462人、スペイン人177人、アメリカ人126人、クロアチア人127人、ロシア人108人、オーストリア人74人、スイス人69人、日本人43人、中国人38人（うち香港から26人）、イギリス人25人、オーストラリア人21人、アルゼンチン人17人、台湾人13人、カナダ人12人、ポルトガル人11人、コロンビア人10人、チリ人10人、トルコ人9人、その他を含む3,276人（定員4,200人）の乗客と、約1,023人の乗組員の合計4,299人が乗船していました。

このコスタコンコルディア座礁事故により死者32名、負傷者60名の被害を出しています。

コスタコンコルディア号船長

https://youtu.be/bp5RoETkxII

コスタコンコルディア号の船長は、イタリア出身のフランチェスコ・シェッティーノ船長でした。

彼は1972年にコスタ・クルーズ社に入社し、コスタコンコルディア号の船長になる前には、同社の数多くの船舶で様々なポジションを務めていました。

彼がコスタコンコルディア号の船長に就任したのは、2010年頃だったとされています。

座礁事故が発生した時には、彼は船長としての責任を果たすことができず、船からの脱出を優先し沿岸警備隊の隊長に『戻れ！！』と一喝されたり、愛人を船に乗船させていたなど、船長としてとても不適切で怠慢な行いをしていたことが指摘されています。

https://twitter.com/chi1btyinfinity/status/785160228224454656?t=ofrL2C2IrlDdfNkVJ6RQ2w&s=19

コスタコンコルディア号船長その後

コスタコンコルディア号（ちょっと違う？）の船長さんが船を離れようとするところを湾岸管理局（これまたちょと違う）の人が、すごく叱っているテープ。管理局の人の毅然とした態度がカッコイイ。イタリア語で聴いてても、船長さんはダメダメ。

— sa9ma chinatsu (@kusatsuna) January 17, 2012

コスタコンコルディア号の座礁事故に関して、船長のフランチェスコ・シェッティーノは、重大な責任を問われることになりました。

彼は2012年に逮捕され、2015年には、船舶事故の過失致死罪などの罪でた有罪判決を受けました。

また、シェッティーノ船長は、座礁事故後に様々なメディアで取り上げられ、彼の行動や判断に対する批判が多く寄せられることとなりました。

彼は、自分自身に対する批判に対しては強く反論し、自分が正しい行動をとったと主張していました。

コスタコンコルディア号の船長のヘタリアっぷりがはんぱない。

— すみひろし (@hrsm1979) January 20, 2012

コスタコンコルディア号の事実、ひどいな。船長ってどうなってるの！？

— ☆みお☆ (@sukima_ssk_7215) April 26, 2012

コスタコンコルディア号現在

コスタコンコルディア号は、座礁事故後に解体されることが決定されました。

2014年に、船体の解体作業が始まり、数年にわたって進められました。

現在、船体の大部分は解体され、残された部分も順次解体される予定です。

コスタコンコルディア号の座礁事故は、国際的な船舶事故の歴史に残る大きな事件であり、多くの人々に大きな傷を残しました。

しかし、事故から学ぶべきことはたくさんあり、現在では、国際的な航海安全基準の向上など、船舶事故を防止するための取り組みが進められています。

コスタコンコルディア号解体

コスタコンコルディア号の解体は、2014年に始まりました。船体の解体作業は、イタリアのジェノバにある解体業者によって行われました。

船体の解体には、特別な装置が必要でした。

船体が座礁した岩礁から引き離すために、沈没した部分に浮力を与えるための巨大なクレーンや浮力体などが使用されました。

また、船体が解体される際には、環境に悪影響を与える可能性がある有害物質の処理も行われました。

現在、コスタコンコルディア号の船体の解体作業は、ほぼ完了しています。

コスタコンコルディア号無線

座礁事故が発生した際に、コスタコンコルディア号の船内で使用されていた無線装置は、船の乗員や旅客の命を救うために大きな役割を果たしました。

座礁事故が発生した当時、船内には多くの人々がいました。多くの人々がパニック状態に陥り、船から脱出することができませんでした。

しかし、船内に設置されていた無線装置によって、乗員や旅客たちは、事故の状況を把握することができました。

無線装置によって、海岸警備隊などの救助隊が船に接近することができ、多くの人々の命を救うことができました。

コスタコンコルディア号日本人

コスタコンコルディア号には、日本人の乗客やクルーが43人乗船していました。

座礁事故が発生した際に、日本人の乗客やクルーも多くの困難に直面しました。

座礁事故が発生した後、日本政府は、日本人の乗客やクルーの安否確認を行うため、イタリア政府と連携して行動しました。

結果的に、日本人の乗客やクルーは、全員が無事救助されることができました。

日本人乗客の多くは団体旅行客で、ローマ日本大使館は乗船していた43人全員が無事であったと発表した。
救出後はほぼ全員がローマ市内のホテルに滞在し、1月17日にローマ発の航空便で成田空港へ帰国している。

イタリアの豪華客船「コスタコンコルディア号」が出航わずか3時間後に座礁し転覆。乗客乗員4200人のうち5人の死亡を確認、15人が行方不明になっています。日本人43人は無事。乗客の救助作業中に先に逃げ出した船長が過失致死容疑で身柄を拘束されたとのことです。#news

— 今日は何の日&NEWS (@dailynewsBOT) January 16, 2012

コスタコンコルディア号タイタニック

コスタコンコルディア号とタイタニック号は、いずれも世界的に有名な豪華客船であり、座礁事故で多くの犠牲者を出しました。

しかし、その歴史的な意義や背景は異なっています。

タイタニック号は、1912年に氷山に衝突して沈没し、1,500人以上の犠牲者を出しました。

タイタニック号は、当時世界最大の豪華客船であり、その沈没は世界中に衝撃を与えました。

一方、コスタコンコルディア号は、2012年にイタリアの岩礁に座礁して沈没し、32人の犠牲者を出しました。

コスタコンコルディア号は、タイタニック号に比べて比較的新しい船であり、座礁事故は人為的ミスが原因であったことが明らかにされました。

両船とも、船内には多くの乗客やクルーが乗船していました。

そして、両船の沈没事故は、世界中に多大な影響を与え、海上安全の重要性を改めて訴えることとなりました。

また、韓国でもセウォル号沈没事故で船長が同じく非難されました。

ふぅ…

韓国のセウォル号沈没事故

かつてイタリアで起こった
コスタコンコルディア号座礁事故と似通った所が有るわな

特に客より先に逃げ出した船長及び船員共って所がの(-_-#)

…客の命よか自分の命ってか
随分勝手なモンだな

船員たるもの客の命を守る義務が有ると思うのにさ

— 閏 (@uruu0229_sati) April 17, 2014